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掘り込み形状のあるゲージのコストダウン設計のポイント

掘り込み形状のあるゲージのコストダウン設計のポイント

Before

コーナーにR1の指示があるようなゲージ はφ2以下のエンドミルを使用した加工を 行う必要があり、加工時間が長くかかる。 加工深さが10以上になるとφ2の工具で は加工が困難になる。

はめあいゲージにおいて、掘り込み形状は使用するエンドミルの径により加工時間が大きく変 わってきます。上図の例では角部がR1 指定となっており、この形状を加工するには細いエンド ミルを使用しなければいけませんが、細い工具で掘り込み形状を加工すると時間が掛かり、精度 も不安定になります。

コストダウン事例

After

インコーナーの形状をR1からR 4 の逃げ 形状を設けることで、φ6の径のエンドミ ルを使っての加工が可能になり精度向上となる。

はめあいゲージにおいて、必要検証部が上図のように角部には存在せず、立ち壁部のみに必要な 場合、角部を逃がし形状にすることで加工時間を大幅に短縮することができます。また逃げを設けることにより検証部分の加工精度も安定させることができます。

はめあいゲージの設計においては、検証に必要な部分以外の形状を単純化にしたり、加工が容易 な形状に変更することで精度向上と加工時間の削減が可能になります。そのためには角部形状加 工に使用する工具のことをよく知っておくことが重要になります。

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