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突き出し部を持つゲージの高精度設計のポイント | ゲージ・検査治具 設計製作 株式会社ファム

突き出し部を持つゲージの高精度設計のポイント

Before

突き出し部がベースの端に配置されてお り、製作の際に高精度を保ったまま加工 することが難しい。

精密ゲージの設計において、ベースの上に高精度の突き出し部が必要な際、ベースの端に突き出 し部を配置して設計されているケースがあります。このような形状になると、突き出し部の根元 周りに、突き出し部を支えるための肉が不足し、精度が不安定になりやすくなってしまいます。

コストダウン事例

After

突き出し部の周りにスペースを設けるこ とで、精度を安定させたまま製作するこ とができる。

突き出し部を持つゲージの高精度設計のポイント

精密ゲージの設計において、高精度が必要な突き出し部の周りには、精度が安定するように十分 な肉を設けることがポイントです。突き出し部は出来る限りベースの端には配置せずに、スペー スを設けることで高精度を維持して製作することが出来ます。またゲージの長寿命化にもつなが ります。

精密ゲージにおいて、ベースの上に高精度部品を配置する場合、その配置をどこにするかに よってゲージの精度が変わってしまいます。ベースの端等に配置すると精度が不安定になっ てしまうため、できるだけベースの端部は避け、肉を少し残してスペースを設けた上に突き 出し部を配置することで精度向上につながります。

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