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面取り形状のあるゲージのコストダウン設計のポイント | ゲージ・検査治具 設計製作 株式会社ファム

面取り形状のあるゲージのコストダウン設計のポイント

Before

C0.5部の終端部がエッジの場合、エン ドミルでの加工が不可能であり、マシン ニング加工以外の加工が必要になる。

面取り形状のあるゲージ

精密ゲージにおいて面取り加工を施すことは、安全性や長寿命、干渉防止等の観点から設計時に 留意すべきポイントです。しかし、この面取り加工部分の終端部がエッジ形状となっている場合、 マシニング加工以外に他の工作機によるエッジ加工を行う必要があるため、製作コスト、納期が 膨らんでしまいます。

コストダウン事例

After

C0.5部の終端部をR形状にす ることでマシニング加工での仕 上げが可能になる。

面取り形状のあるゲージのコストダウン設計のポイント

精密ゲージに面取りをつける場合、面取り部の終部は円弧形状に設計しておくことがポイントで す。R が付いていればマシニング加工による1 工程のみで加工が可能になり、他の加工方法を 行う必要がありません。ゲージの加工方法を知っておくことで製作コスト低減、納期短縮につな がります。

精密ゲージには安全性や長寿命化、干渉防止等のために面取り加工が様々な部分に設けられ ます。この面取り加工は通常マシニング加工で行いますが、面取り部の終端がエッジ形状と なっている場合は放電加工や他の工作機によるエッジ加工が必要になります。面取り部の終 端部は円弧のようにR 形状をつけておくことでマシニング加工による1 工程で済ませること が可能になります。

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