設計者様・製造技術者様が知っておくべき ゲージに関するワンポイントメモ
精密測定ゲージ製作においては、耐久性、長期使用を考えての材料選択が重要になります。 長年 使用の際に起こり得る消耗、現場での取り扱いの際に発生し易い打痕、キズ等の対策として、HRC52~60の熱処理材を用いることをおすす
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精密測定ゲージ製作においては、耐久性、長期使用を考えての材料選択が重要になります。 長年 使用の際に起こり得る消耗、現場での取り扱いの際に発生し易い打痕、キズ等の対策として、HRC52~60の熱処理材を用いることをおすす
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※1:場所によって一様ではないR形状を持ち、設計指示の仕方で製作、検査の方法が大きく変わってくる形状。コスト、納期、精度にも大きく関係している。 上図のような形状ゲージをA図のように寸法公差によって形状1つ1つに指示する
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寸法公差を用いて表すとA図のように見づらく、設計者の意図が理解し難い図面となってしま います。その一方、位置度を用いて表したB図は、設計者の意図を製作者が理解し易い形で表 現されており、ワーク検証時のトラブ
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データム面へ平面度規格を適用するかどうかは、ゲージの使用勝手を十分に考慮した上で決定する必要 があります。上図はデータム面に平面度の指示がある場合とない場合を比較したものですが、Aの平面度 な
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Aのように寸法交差を厳しくすることで天面と底面に対しての平行を規制できますが、平行度のみで高さが必要でない場合はBのように平行度の指定により天面の平行を規制することができ、製作コストを下げることができます。
※1:89.99°の完全な直線のときにずれの最大が0.005 ※2:反りや歪みを含みデータムAに直角な幾何学的平面からのずれが0.005以内 必要長さによって公差範囲が変わる角度公差に対し、直
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A図のように寸法公差によって、 端面からの距離等で同軸を規制すると矛盾が生じるケースが多くあります。同軸度を用いることで、 ゲージ製作側はユーザーの意図を汲んで同軸に重点を置いてゲージを製作することができま
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真円度は円筒形体において、任意の位置で輪切りにした円が真円であるかどうかということを表すため、円筒全体に同じ大きさの真円を指示したい場合は、真円度ではなく円筒度を用いる必要があります。
軸線に真直度の設計指示がある場合は軸線さえ真っ直ぐであれば良いという解釈が可能になってしまい、上図のような形状も許容範囲に入ってしまいます。左事例と同じく、幾何公差 の意味を理解し、起こり得るトラブルを予測
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母線に真直度の設計指示がある場合は母線さえ真っ直ぐであれば良いという解釈が可能に なってしまい、上図のような形状も許容範囲に 入ってしまいます。幾何公差により指示を行う場合は、上図のようなことが起こり得ることに留意して設
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