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表面粗さの定義について | ゲージ・検査治具 設計製作 株式会社ファム

表面粗さの定義について

理論(幾何学的)粗さ

旋削加工における理論粗さとは、設定切削条件で得られる最小の値であり、次式で表すことができます。

数式Rz(h):理論表面粗さ〔μm〕
f:1回転当たりの送り〔mm/rev〕
R(rε):チップのコーナー半径〔mm〕

数式2

表面粗さの求め方

表面粗さの求め方

三角記号表示との関係

三角記号表示との関係
※仕上げ記号(三角記号▽及び波形記号~)は、1994年の改正によりJISの上では無くなりました。

・読み方の例
①Raが1.6μmの時→1.6μmRa
②Rzが6.3μmの時→6.3μmRz
③RzJISが6.3μmの時→6.3μmRzJIS

JISの記入例

JISの記入例
(注)RaとRzの記入方法が異なっていますので注意して下さい。

表面粗さの記号注意点

表面粗さの記号注意点
上記の表は、JIS B 0601-2001に基づいて記載しています。IOS規格の記号と合わせるため、JIS B 0601-2001版より、右記の様に記号が変更されています。
十点平均粗さ(Rz)は、2001年度版から削除されていましたが、従来より日本国内で普及していたので、RzJIS参考記号として残っています。

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